自宅の売却を検討しているなら、自宅が売れにくい不動産に該当しているかどうかを知らないと、売れるまで時間がかかってしまうリスクが高くなります。
どのような建物や土地が売却しにくいのかを知っていれば、自宅を売り出す際に対策などがしやすくなって便利です。
この記事では売れにくい不動産の原因とは何か、該当する原因ごとにどうして売却しにくいのかを解説していきます。
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再建築不可物件が売れにくい原因
再建築不可物件とは、その土地に新しい物件を建築できない土地を指しており、接道義務を満たしていない土地などが該当します。
再建築不可物件になっている土地は活用する用途が限られてしまい、購入しても活用できない可能性が高く、購入希望者が見つかりにくいです。
さらに再建築不可物件は購入時に住宅ローンが利用できない可能性もあり、費用面の問題から売れにくいケースもあります。
また新規の建築ができない土地は価値が低いため、売却相場は通常の5割から7割ほどになってしまう点も注意しなくてはいけません。
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テラスハウスが売れにくい原因
テラスハウスとは敷地に共有部分が存在せず、庭や駐車場などの敷地も所有者の所有物となっている不動産を指しています。
テラスハウスが売れにくい不動産になってしまう原因は、単独で建て替えができないからです。
所有者の誰かが建て替えをしたくても、建物の管理人や周辺住民から許可を取らないと建て替えができないのは不便です。
また購入する際に住宅ローンも利用しにくく、購入するお金を用意しにくいのも購入希望者が難しい原因となっています。
もしテラスハウスを売却したいなら、不動産会社に買い取ってもらう方法も検討してみましょう。
通常の売却価格よりも安い価格を提示される可能性が高いものの、価格に関係なくとにかく手放したいなら有効な手段です。
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賃貸併用住宅が売れにくい原因とは
賃貸併用住宅とは、同じ住宅のなかに自分が住む部分と他人に貸している部分がある物件を指しています。
賃貸併用住宅が売れにくい不動産になる原因は、自宅として購入を検討する方が少なく、マーケットが小さいせいです。
マーケットが小さいと購入希望者が見つけにくくなってしまい、売却できるまで時間がかかってしまいます。
そして賃貸併用住宅を自宅として購入した際には、リフォームや修繕が必要になるケースが多く、余計な費用がかかりやすいのも売却しにくい原因です。
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まとめ
売れにくい不動産とは住宅ローンが利用しにくかったり、活用する方法が限られているなどの原因を持つ物件や土地です。
自宅を売却する前に、売却しにくい不動産に該当していないかどうかを判断しておくと、購入希望者が見つかりにくくても慌てず対処できるでしょう。
もしどうしても売りたいなら、不動産会社による買取を利用する方法も検討してみると、売りやすくなります。
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