不動産の売却を依頼して購入者が現れると、購入手続きへ移る前に買主から購入申込書が届きます。
購入申込書の見方や項目内容の意味がわからない場合、スムーズに不動産を売却できるのか、不安に思うでしょう。
そこで今回は、購入申込書とは何か、記載項目の見方や注意点などもご紹介します。
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不動産売却時に買主から届く購入申込書とは？
購入申込書とは、内覧を終えた買主が不動産を購入する意思表示をした書類です。
購入申込書は、不動産の売買契約を結ぶ前に買主から送られてきます。
書式は特に決まっていませんが、後日交わす売買契約書に反映させる内容が多く記載されているので、書類が届いたら細かく記載内容を確認しておきましょう。
ただし、購入申込書は意思表示に過ぎないので、書類が届いたあとにキャンセルの申し出があるケースもあります。
売却の意思を早く伝えなければ、買主は不安からキャンセルを申し出る可能性が高まってしまうため、書類が届いたら早めに返答しましょう。
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購入申込書の見方
購入申込書が届いたら、まず買主が提示してきた売買価格を確認しましょう。
不動産の売却にかかる仲介手数料や印紙代などの諸費用、ならびにローンの残債がある方はそれらも加味し、手元になるべく多くの金銭が残る買主を選びます。
次に手付金の項目を確認しましょう。
手付金は売買金額に充てられる金銭で、買主が一定期日までに支払います。
ただし、買主は手付金を放棄すると契約を解除できてしまうので、損をしないよう手付金が売買金額の5%以下になっていないか確認しましょう。
最後に、買主が住宅ローンの審査に落ちると売買契約は白紙にできるので、買主が住宅ローンを利用する場合は、審査通過済かも確認が必要です。
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購入申込書が届いたらチェックしたい注意点
購入申込書が手元に届いたら、提示された購入金額が妥当か確認しましょう。
購入金額はほとんどの場合、希望額から値引きされた金額で提示されます。
ただし、なかには根拠もなく安い金額を提示してくる場合もあるため、値引きされている場合はその金額が妥当か確認しましょう。
また、手付金が安すぎると買主にキャンセルされやすいので、手付金が売買金額の5%以下になっている場合は値上げ交渉が必要です。
そして、購入希望日が買い付け日から遠すぎると買主は不安を感じやすくなるため、購入希望日は、買い付け日から遅くても1週間以内になっているか確認しましょう。
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まとめ
不動産の売却依頼を出すと、購入者から購入申込書が届きます。
購入申込書には売買価格や手付金、購入希望日など重要な項目が多数記載されているため、細部まで確認しておいてください。
購入申込書に対する返事が遅くなると、買主は不安を感じてキャンセルする可能性が高くなるので、注意点として、申込書が届いたら早めに返事をすると覚えておきましょう。
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