マイホームの売却を考えているとき、物件側の条件だけでなく、売り出すタイミングにも注意が必要です。
たとえば、買ったばかりの家だと不利になりやすいため、売却の判断は慎重に下したいところです。
そこで今回は、買ったばかりの家を売る主な理由のほか、知っておきたい注意点や不利になりにくい条件も解説します。
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買ったばかりの家を売る主な理由
買ったばかりの家を売る主な理由としては、まず近隣トラブルが挙げられます。
近隣トラブルは住み心地を左右しやすい問題ですが、新居に入る前の段階では把握しにくいものです。
入居後に初めて近隣トラブルに気付き、やむなく新居の売却にいたるケースも珍しくありません。
また、家の購入直後に離婚や転勤などで生活環境が変化したときも、新居をすぐに売却する場合があります。
生活環境が変われば、望ましい住まいの条件も異なってくるからです。
このほか、減収や失業などで住宅ローンの返済が行き詰まった結果、新居を売り出すケースも見られます。
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基本的に損をする？買ったばかりの家を売るときの注意点
買ったばかりの家を売ると、物件自体はまだ新しくとも、売主は基本的に損をするものです。
たとえ新築の家でも、誰かが一度入居すれば中古物件に変わり、どうしても値下がりするからです。
また、買ったばかりの家の売却益は短期譲渡所得にあたり、比較的高い税率を課せられます。
仮に良い値段で売れたとしても、手元に残るお金が税金で目減りしやすくて損だといえます。
なお、売却の理由がネガティブなもの、たとえば近隣トラブルや日当たりの悪さなどだと、売値が下がりやすい点にも注意が必要です。
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買ったばかりの家を売るときでも損にならない条件
購入直後の売却でも損にならない条件は、まず家の周りが再開発されている、もしくはその予定があることです。
再開発は一般的に不動産の価値を高めるため、通常よりも高値で家を売り出せます。
次に、周辺地域が住んでみたい街に選ばれているなど、地域の評判が高まっているときも売主に有利です。
売却活動中に多くの買主から興味を持たれやすいため、家が好条件で売れる傾向にあります。
このほか、生活に便利な立地にある家はもとから人気が高いため、購入からすぐに売ってもあまり損にならないことが多いです。
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まとめ
買ったばかりの家を売る主な理由には、近隣トラブルがあった、入居直後に生活環境が変わった、住宅ローンの返済が行き詰まったなどがあります。
売却時の注意点は、誰かが一度入居すると値下がりする点などから、すぐに家を手放すと基本的に損をすることです。
ただし、家の周辺地域が再開発されているなど、売主に有利な条件があれば高値で売れやすく、あまり損にならない傾向にあります。
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